審美歯科

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審美歯科について

審美歯科は、歯の美しさはもちろん機能も改善し、患者様がいきいきとした表情を取り戻せることを目的とした治療です。

■ 主な治療内容

審美歯科の主な治療内容は以下の通りです。

  • 歯を白くする
  • 歯並びを整える
  • 歯肉を美しくする

1本1本の歯を美しくすることは大切ですが、口腔全体そして顔全体のバランスを考えて治療することを心がけています。

■ 治療の流れ

まずカウンセリングで患者様のお悩みやご希望、ご相談などをじっくりとお聞きし話し合います。そこから以下のような流れで治療を進めていきます。

治療の流れ
■ 治療の詳細
ホワイトニング
ラミネートベニア
セラミッククラウン
レーザークリーニング

歯を白くするホワイトニング

ビヨンドシステムのライト照射

ホワイトニングには、歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングとご自宅でおこなうホームホワイトニングがあります。

■ オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは

歯科医院で、ホワイトニング専用の機器を使用して短時間でおこなう方法です。忙しい方や手軽に白い歯にしたい方におすすめです。

当院では、ビヨンドシステムという機器でホワイトニングを行ないます。ビヨンドシステムで使用するビヨンドライトは、パワーの強いハロゲン光です。特許取得済みの特別なフィルターで強いパワーを維持しつつ、熱を抑制するので、熱によって歯の神経を傷めることはありません。また、紫外線も完全にカットされているのでとても安全です。

オフィスホワイトニングに関するよくある質問

ホワイトニングは安全ですか?
過酸化水素を使用したホワイトニングは、アメリカで開発されました。長年にわたって使用されており、その安全性が証明されています。また、オフィスホワイトニングで使用するビヨンドライトは、発熱がなく紫外線も完全にカットされているので、安心して治療を受けていただけます。
どのくらい時間がかかりますか?
ビヨンドシステムによるホワイトニングは、約1時間で完了します。ヘアカットやネイルケア、お茶を飲む程度の時間ででき、とても手軽です。初めての方の場合、白さを持続させるためには、続けて2回以上のホワイトニングを行なうとよいでしょう。
痛くないのですか?
ホワイトニング後、人によっては刺激を感じることがあります。これは過酸化水素による脱水症状が原因で、歯には問題ないと考えられています。刺激感はその方のエナメル質の厚さにより異なりますが、約24時間後以内に治まり、元の状態に戻ります。
歯の白さはどのぐらい持続できるの?
ホワイトニングの効果が持続する期間は、その方の嗜好、色に対する感覚、歯の構造などによって個人差があります。髪が伸びてきたら美容院に行くように、色がついてきたなと思った時が、次のホワイトニングのタイミングです。
■ ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは

歯科医師の指導を受けながら、ご自宅でご自分で行なう方法です。

まず歯科医院にて、歯型に合った専用のマウスピースをお作りします。ご自宅でそのマウスピースの中にホワイトニングジェルを注入し、一定の時間、歯に装着します。このホワイトニングジェルの作用により、歯が白くなります。時間をかけてゆっくりしっかり歯を白くしたい方におすすめです。

ホームホワイトニングに関してのよくある質問

なぜ歯は変色するのですか?
変色するのにはさまざまな原因が考えられます。一般的に考えられる原因は加齢やお茶、コーヒー、たばこなどによる着色、外傷や歯の古い修復物によるものです。また、発育期の抗生物質(テトラサイクリン等)の服用による副作用や、フッ素の使用による変色も考えられます。
誰でもホワイトニングを受けることは可能ですか?
ほとんどの方が可能です。しかし、人によってはそれほど効果がない場合があります。歯科医師による診査や診断より、ホワイトニングに適応し、できるかどうかを判断します。
NITEホワイト・エクセルという薬剤は、健康な天然歯を白く輝かせるのに適しています。
安全に使用することができますか?
過酸化尿素を用いるホワイトニングに関しては多くの研究と臨床例が報告されています。歯科医師の適切な指導のもとで使用すれば、歯や歯肉に悪影響を及ぼすことなく安全に使用できます。
歯が白くなるまでにどのくらいの期間が必要ですか?
通常は数日後に効果が現れはじめます。人にもよりますが、2週間続けることで効果がはっきり現れます。
副作用はありませんか?
一般的に、治療期間中に知覚過敏が起こることがあるとされています。そのような場合は、治療を中止することで症状が軽減するか、なくなるので、安心して使用できます。
効果はどのぐらい持続するのですか?
人にもよりますが、処置前の状態に戻ることはありません。しかし、カフェインやタバコなど着色の原因になるものを日常的に摂取している場合は、再度のホワイトニングが必要になりますので、定期的に歯科医師による診査や診断を受け、継続的に使用してください。
■ ホワイトニングの治療例
ホワイトニングの治療例

ラミネートベニア

ラミネートベニアとは、歯が変色したりけがなどで欠けたりした場合、歯の表面のエナメル質を一層だけ削り、セラミック製のネイルチップのような薄片を貼って、欠けや歯と歯のすき間をなくす治療方法です。

ホワイトニングを行なうよりも白くすることが可能で、もともと歯の色がくすんでいる方でも、短期間で白くできます。色が元に戻ることはありません。また、形やすき間なども短期間で修正可能です。

歯を削る量も少なく、色や形を自由に調整ができ、天然歯に近い形状に復活させることができます。

■ ラミネートベニアが適する症状
  • 虫歯
  • 変色した歯
  • 前歯のすき間
  • 変色した歯
  • 軽度にねじれている歯
  • 欠けた歯
  • 折れた歯

※歯全体の噛み合わせに問題がある場合は、この治療法は適応できません。

※セラミックなので、使用している間に破損することがあります。

セラミッククラウン(被せ物)・インレー(詰め物)

虫歯治療を行なったとき、通常は金属製の詰め物や被せ物で補いますが、金属の代わりにセラミックを使用できます。歯と色調を合わせることができ、目立たないのがメリットです。

セラミック

医療用のファインセラミックは、硬度が高く精密に作製できます。自然な色を再現しやすく、白さを長く維持でき、審美性に優れています。金属アレルギーの心配もありません。しかし、金属と違い割れることもあります。

ハイブリッドセラミック

セラミックの弱点である強度の低さを解消するため、セラミックにレジン粒子を配合してあります。
セラミックに近い美しさと、天然歯に近い自然な質感を実現します。

レジン(歯科用合成樹脂)

比較的安価で白く修復できます。ただし、強度や耐久性に乏しく、再治療が必要な場合があります。
また、時間の経過とともに多少黄ばんできます。

硬質レジン

レジンとセラミックの混合材料で、主に前歯の治療に使用します。強度があまりないので、奥歯に使用するのには適しません。

レーザークリーニング

歯肉の色が変色する原因はさまざまですが、主に歯周病、差し歯などによる歯肉の炎症、治療に使用した金属のアレルギーによるメラニン増加、血行障害などが考えられます。

まずは、歯肉が変色する原因を取り除きます。それでも歯肉の色が良くならない、または原因がないのに歯肉にメラニンが沈着して色が良くないなどの場合には、レーザーを数回あてることでメラニン細胞を除去するクリーニングをおこないます。

レーザーは痛みや副作用がなく、しかも殺菌効果がある安全性の高い治療法です。治療する部位に2回ほどレーザーを照射し、1~2週間後に再度治療をおこないます。メラニンの沈着具合にもよりますが、比較的短期間で歯肉の色はきれいなピンク色になっていきます。

■ レーザー治療によりメラニン色素が除去された症例
レーザー治療によりメラニン色素が除去された症例
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